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  よく泳ぐ者は溺れる

『よく泳ぐ者は溺れる』ということわざは、よく泳ぐ者、つまり熟練者といわれるような人は、その技術に自信を持ちすぎて、かえって災難を招くことがあるという意味です。 『カッパの川流れ』、『山師、山で果てる』など昔からの熟練者の戒めとして使われてきた言葉です。 高所作業で「安全帯が面倒だ」とか、危険な機械の操作で「安全装置など使ってたら作業にならない」とか、自動車の運転では、追い抜き・追い越しなどベテランほど敢えて危険と紙一重の行動をとる場合があります。 技能が上達すれば上達するほど、困難で危険な仕事も多くなるわけですから、より一層安全には気を配り、進んで安全対策を実行すべきではないでしょうか。 そしてくれぐれも「働く者は職場で果てる」ということがないように、安全態度や行動には、後輩の模範となるようにしましょう。                     安全衛生ことわざ・格言 より




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