自死には、過労や経済問題、育児や介護疲れ、いじめや孤立などさまざまな要因があります。
残念ながらコロナ禍で自死も増加しています。
その多くが追い込まれた結果であり、悩んでいる人は何らかのサインを出していると言われています。
子どもに関しては夏休みが終わり、新学期に心躍らせる児童や生徒がいる一方で、学校に心が押しつぶされてしまう児童や生徒もいます。
自殺総合対策推進センターは8月下旬、9月上旬に自殺者が多く、8月下旬に自殺者数のピークが見られると発表しています。
まさに8月下旬から9月上旬は“魔の時”なのです。
家族や仲間のいつもと違う様子に気付いたら、ゲートキーパー(悩んでいる人に気付き、声をかけ、話を聞いて、見守る人)になってあげてください。 ゲートキーパーに特別な資格はありません。
ポイントとなる主な要素は「気づき」「傾聴」「つなぎ」「見守り」の4つです。
自死対策では、悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要です。
1人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自死対策につながります。
あなたの近くにもあなたが救える命、あなたしか救えない命があるかもしれません。
9月10日~9月16日は”自死予防週間”です。
身近な人に相談しにくい時、解決が難しい時などは市の相談窓口にも相談してみましょう。 松江市の相談窓口(いずれも平日8:30~17:15) 気持ちがつらいとき・・・0852-60-8154/60-8156 お金で困っているとき・・・0852-60-7575
ひとりで考え込まず、勇気を出してまず相談してみましょう。




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