7月30日は「梅干の日」です。
和歌山県みやべ町の東農園が「梅干しを食べれば難が去る」という古来の言い伝えを語呂にあわせ、”難(7)が去る(30)”として7月30日を梅干の日に制定しました。
梅干は、現在から約1000年前に中国から伝来したといわれており、元々は食用というよりは漢方薬として主に使用され、腹痛などの症状を改善する効果があったそうです。
今や日の丸弁当というものができるほど、日本の食卓に慣れ親しまれている梅干。
今回は梅干の日にちなみ、梅干について調べてみました。
(調査方法:インターネットリサーチより
調査対象:20代~60代男女、調査日:7月20日)
梅干が好きな人が多数を占めました。
イメージ的には若い世代には不人気なのかと思われましたが、20代の男女でも梅干が好きと答えた方も90%に上っています。
日の丸弁当としてご飯のお供としてはもちろん、鰹節と合わせた梅肉ソース、梅干で作るジャムなども人気がありました。
和食文化に欠かせない梅干ではありますが、現代では幅広く色々なジャンルで親しまれているようです。
甘い梅干が多数派となりました。
梅干のイメージも、「酸っぱ過ぎる」「見ているだけ口が酸っぱくなる」というようなイメージが多数を占めており、"梅干=酸っぱい”というイメージが強いためか、蜂蜜などを使って漬け込んでいる、酸味が少なく、甘みの強い梅干が好まれている様子です。
みなさんは甘い梅干しと酸っぱい梅干し、どちらが好きですか?
思ったよりも、幅広い年代に浸透しているのがわかりました。
元々梅干は湿布のように貼る薬のように、こめかみに梅干片を貼り、頭痛や癇癪の治療に使用されたり、漢方薬として、梅干を黒焼きにして腹痛、駆虫薬(体内に寄生している虫を駆除する薬)、解熱、腸内の消毒などに用いられたりと、当時では人々にとって欠かせない薬であり、ご飯のおかずやお酒の肴としても愛されてきました。
疲労回復効果を期待できるクエン酸がたっぷり含まれた「梅干し」を食べて 暑い夏を元気に過ごしましょう!
#50周年
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