熱中症の危険性が極めて高いと予測される場合に、効果的な予防を促す「熱中症警戒アラート」の運用が今年も既に始まっています。
熱中症警戒アラートは、気温や湿度、放射熱から割り出した暑さ指数(WBGT)をもとに、熱中症の危険性が極めて高いと予測された場合に発表されるものです。
2021年から全国で正式に運用が始まり、ことしは4月27日から10月26日まで、前日の午後5時ごろと当日の午前5時ごろに、暑さ指数が33以上と予測された場合に発表されます。
暑さ指数が28を超えると、熱中症患者が著しく増加するといわれていて、アラートが発表される「暑さ指数33以上」の環境は、熱中症の危険性が極めて高い環境といえます。
環境省や気象庁は、熱中症警戒アラートが発表された場合には、不要不急の外出や、エアコンなどが設置されていない屋内外での運動は控え、室内では昼夜を問わずエアコンを使用するなどして、熱中症を予防するよう呼びかけています。
熱中症警戒アラートの発表状況は、環境省のホームページにある熱中症予防情報サイトや気象庁ホームページで確認できるほか、LINEの環境省の公式アカウントやメールでの情報配信も行われます。
まだ5月ですが暑い日も多くなってきました。
自身で体調管理をすることはもちろん大切ですが、合わせてこういった警戒アラートを一つの目安にしながら今年も暑い夏を乗り越えましょう!
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