野菜には、私たち人間が生きていく上で必要な栄養素が含まれています。 食べ物に含まれる栄養素は100種類以上あるのですが、そのうち、主に、体を作ったり動かしたりするためのエネルギー源となるたんぱく質、脂質、炭水化物を「三大栄養素」と呼び、ここに体の機能調整をしてくれるビタミンとミネラルを加えて「五大栄養素」と呼びます。
さらに食物繊維を加えたものを「六大栄養素」と呼びます。
ビタミンやミネラルは、三大栄養素の代謝を助けるという非常に重要な働きをしています。野菜には、他の食物からは摂取しにくいビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
昔は、野菜はそれぞれの旬の時期にしか食卓にのぼらなかったのですが、栽培技術や輸送技術の進歩によって年間を通じて食べることができるようになりました。
しかし、健康のためにも、栄養価が高い旬の時期の野菜を積極的に取り入れたいものです。
野菜サラダに年中トマトが添えられている昨今、「旬の野菜」を知らない子どもたちが増えています。
旬の野菜とは、私たちが住んでいるそれぞれの地域の自然の中で、最も適した時期に太陽と大地の恵みを受け育ったものです。
新鮮で、栄養価が充実していて、出盛り期なので値段も手頃なのが魅力です。
これからは夏野菜もたくさん採れる時期です。
夏野菜パワーでこれからやってくる暑い夏を元気にお過ごしください!
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