「貧乏ゆすり」とは、広辞苑(第六版)によると、「すわっている時、膝を絶えずこまかくゆすること」。
貧乏ゆすりをする人が近くにいたら、なんだかこちらまで落ち着かない気分になります。
一般的にお行儀が良くないとされている貧乏ゆすりですが、近年、健康に良いということで注目を集めているのをご存知ですか?
イギリスでは、長時間座っているオフィスワーカーの健康問題に焦点を当て、これまで対象を変えて様々な調査が行われてきました。
長時間座ることが死亡リスクを高めるということが知られていましたが、今回の研究では、貧乏ゆすりの多い女性は、長時間座ることに伴う死亡リスクを下げる可能性があるということが判ったのです。
「第二の心臓」とも呼ばれている足の筋肉を動かすことで、血液を全身に巡らせることができ、死亡リスクを下げる可能性があるというもの。
今回は女性対象の調査でしたが、このような身体の仕組みは男性にも共通するかもしれません。
貧乏ゆすりが人を不快な気持ちにさせてしまいがちなことを忘れてはいけませんが、
時と場所を選んでたまには貧乏ゆすりを実践してみましょう!
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