1・3・5・7・8・10・12月は「1か月=31日」。
4・6・9・11月は「1か月=30日」。
それなのに2月だけは「1か月=28日(うるう年の場合は29日)」ですよね。
どうしてだろう???
と思ったことはありませんか?
かつては農業が生活の中心だったがために、農閑期はあまり重要視されていませんでした。そのため暦上は現在の3〜12月までしか存在しなかったようです。
のちに採用される「ヌマ暦」で現在の1月・2月が暦上に後付けされることになるのですが、付け足しなので、12月の後に足されました。
その結果、2月が一年の最後を締めくくる月として存在していたのです。
ヌマ暦では「1年=355日」とされており、縁起を考えて各月を29日か31日にするとどうしてもひと月だけ偶数の日数になる月が必要になってしまいます。
そこで1年の最後に祓いや清めを行う月である2月であれば偶数でも縁起が悪くならないだろうと考え、2月を28日にしたわけです。
一年の最後の月である2月は「調整の月」だったのです。
これまでの暦だったり縁起が関係しているなんて驚きでした!
というわけで2月も半分が終わってしまいました。
残り半月も有意義に過ごしましょう。
#2月
#28日
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