美味しい新米の季節ですね。
お米といえば日本!というイメージはありませんか?
農林水産省がまとめた数年前のデータでは、日本人が一日に食べるお米の量はお茶碗換算で約2杯です。
世界一お米をたくさん食べる国はカンボジアで、その量なんと9杯! すごい量ですね。。。
お米の主成分は炭水化物です。
炭水化物は、体作りに欠かすことができない三大栄養素のひとつで、体の中でブドウ糖に分解され、エネルギー源として利用されます。
生命を維持するための司令塔として、大変重要な器官である脳を働かせる、唯一のエネルギー源がこのブドウ糖(注)です。お米はそんな重要な成分を多く含んでいる食材なのです。
しかも、お米には血や筋肉など身体形成に必要なたんぱく質の他にもビタミン・ミネラルも多く含まれています。
つまりお米はとても栄養バランスの良い食べ物なのです。
私たちが活動するために十分なエネルギーを得て、健康的な毎日を送るためには、お米を中心としたバランスの良い食事を取ることが大切です。
「ごはんは太る」は誤解です
そういうと「ごはんを食べると太るのではないか」と心配する人もいるのではないでしょうか。
ごはんは、小麦などの粉からできているパンや麺類と違って、粒のままで摂取するため、パンや麺類より、ゆっくりと消化・吸収されていきます。
そのため、
(1)おなかがすきにくく、腹もちがよいことから間食が少なくなる、
(2)体に脂肪を溜めるホルモンの分泌がゆるやかで、それに起因する体脂肪の蓄積が抑えられる、といったメリットがあるのです。
こうしたことから、ごはんは太りにくく、健康によい食べ物だといえるのです。
ご飯が特に美味しい実りの秋、気持ちよくシャキッと一日を始めるために、朝からしっかり「ごはん」を食べましょう。 (注)絶食が続いた場合など、特別な状況を除きます。
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