みなさんのご家庭では、家族そろって食卓を囲んでいますか?
毎日、いつもの食卓で心を通わせながら食べると、互いの心や体の調子を知ることができます。
そのほか、食事のマナーが自然と身についたり、家族間でのコミュニケーションの時間が増えます。
子どもと一緒に食事をすることは、コミュニケーションだけではなく「大人を見て学ぶ場」としても大切ですね。
大人なら、1人で食事をするのが好きな方も多いかと思いますが、いま「子どもの孤食」が社会的に問題視されています。
現代の家庭に増えている「こ食」には「孤食」を含め、6種類あります。
孤食
個食
固食
濃食
小食
粉食 です。
「孤食」が増えることで、他の「こ食」を加速させる原因にもなるため、特に注意が必要です。
たとえば、子どもが1人で食事をする際に、冷凍食品をレンジで温めて食事をとるとします。
冷凍食品はとても便利ですが、毎日食べ続けると好きなものしか食べない「固食」に繋がります。
親からお金をもらい、夕食にファーストフードを毎日食べる生活を続けることで「濃色」や「粉食」にも繋がります。
1人で食事をとり、毎日自分の好きな量だけ食べる生活を続けると、「小食」の心配もあります。
このように「孤食」は様々な「こ食」に影響を与えます。
そして「こ食」は子どもの成長に大きな影響を与えます。
忙しい毎日のなかでも、家庭での食事の時間を振り返り、家庭でおいしさや楽しさを共有する時間を大切にしてみませんか?
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