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睡眠 ②


昨日に引き続き本日も睡眠についてお伝えいたします。


みなさんは寝つきが良くなる習慣がありますか?

イライラや不安で眠れないという方は、「これをすれば眠れる」というおまじないのような習慣を持っておくことが大切です。

それを睡眠の専門用語で「入眠儀式」と言います。

「自分の入眠儀式をやれば、自分のおやすみスイッチを入れることができる」と、無条件に脳に意識付けさせることがポイントです。


寝る前に避けたい事として

・寝る前に液晶画面を見ない

という事です。

スマホなどの画面から発せられるブルーライトは、睡眠ホルモンの分泌を抑制させ、スムーズな入眠を妨げてしまいます。


スマホほどではないものの、テレビやパソコンの画面からもブルーライトは発せられているので、この3つの機器の使用は遅くとも就寝の30分前までに。

「お風呂に入ったあとは見ない」など、わかりやすい習慣にすることが快眠への近道です。


その他にも

・退社後は仕事のメールチェックをしない

(仕事のメールは脳を覚醒させてしまうと言われています)


・就寝の3時間前までに食事をすませる

食べ物が寝る直前に身体に入ってしまうと、内臓が消化しようと働くことで深部の体温が上がり、眠気を遠ざけてしまいます)


・ぬるま湯にゆっくりと浸かる

入浴は血行を促進させ、身体の中心部から体温を上げ、身体の末端からの放熱を促し、眠りに入りやすい状態をつくるのに役立ちます)


・安眠できる環境を作る

温度や湿度、寝具、光などさまざまな面から睡眠環境を整えてみましょう)


それでも、「眠りたいのに眠れない」「何度も目が覚める」といった症状が続く場合は、単なる睡眠不足ではなく睡眠障害の可能性も。

睡眠障害は大きく分けて、4つの種類に分類されます。


【①寝付きが悪く、寝るまでに2時間以上かかる「入眠障害」】

【②眠りついたのに、夜中に何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」】

【③起きたい時間よりも2時間以上早く起きてしまう「早朝覚醒」】

【④朝起きたとき、よく寝たと思えない「熟眠障害」】があります。


ほかにも、「睡眠時無呼吸症候群」などの睡眠呼吸障害の恐れも。

睡眠呼吸障害は、寝ている間に異常な呼吸をする病気の総称です。

睡眠中ということもあり、なかなか自覚症状のない人も多いため、ご家族が同居されている場合は家族の睡眠状態を注意してみてください。


寝る前の行動や睡眠環境を整えることはもちろん、1日の始まりから“快眠”への行いはスタートしています。


とはいえ、「しっかり眠らなくちゃ」と、プレッシャーに感じてしまっては本末転倒。

あまり気負わず、できることから取り入れてみてはいかがでしょうか?





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