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ダブルケア


晩婚化や高齢出産化などにより、育児と介護のタイミングが重なる人が増えています。

この状態をダブルケアといい、その当事者はダブルケアラーと呼ばれます。


これまでは「仕事と子育て」「仕事と介護」の両立が社会問題として取り沙汰されてきましたが、近い将来、ダブルケアが大きな問題になると推測されます。


2016年に内閣府が公開した「育児と介護のダブルケアの実態に関する調査報告書」によると、ダブルケアの推計人口は2012年時点で約25.3万人と推計されています。

このうち女性は約17万人、男性約8万人と、性別により偏りが見られることがわかります。


この集計における育児の対象は未就学児のため、育児の範囲を小学生まで広げるとダブルケアラーはさらに増えます。


また同調査によると、ダブルケアをおこなう人の平均年齢は男女ともに40歳前後。

中でも子育て世代にあたる30〜40代が全体の約8割を占めるという結果が出ています。

いわゆる「働き盛り世代」が育児と介護を両立しているのです。


ダブルケアを引き起こす要因は、少子化と核家族化による“家族・親族間でのケアの担い手不足”です。

ケアを担う人が問題を抱え込み、また悩みを共有できる相手が少ないことから孤立しやすい立場にあります。


介護は思わぬタイミングで訪れます。

その前に、きょうだいや親戚間で話し合うのが理想です。

「介護の話をしにくい」「介護なんてまだ先のこと」と考える家庭もありますが、事前に話しておけばダブルケアへの心構えができ、いざというとき慌てずに済みます。


ダブルケアは多くの時間とお金を要するため、前もって利用できる制度を確認しておきましょう。














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