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  • hnd193

アイス・プリンス


北京五輪のフィギュアスケート男子シングルで4位に終わった羽生結弦選手。

殺到した取材の申し込みに対応するため特別に羽生選手の注目会見が行われました。

質疑が始まる前に、羽生選手は左手を上げて発言を求め、メディア、関係者、ボランティア、そして「滑りやすくて飛びやすくて気持ちのいいリンク」と、整氷などをした会場関係者へ感謝の意を伝えました。  


8位に終わったSPでは氷の穴にブレードが引っ掛かって冒頭の4回転サルコーが跳べなかったことが話題となったことに対する気遣いと見られます。

また金メダルを獲得したネイサン・チェンに対する称賛とリスペクトの言葉も忘れませんでした。

羽生選手らしい美しい姿ですね。


フリーでは4回転アクセルに挑戦。

転倒はしたものの、片足着氷で、アンダーローテーションながら、ダウングレードとはならず、ISUの公認大会で初めて4回転アクセルが認定されました。

「自分の中でも最高の4回転アクセルができた。軸が細くて高くて綺麗だなと言われる誇れるアクセルだった」と彼は言っています。


引退もささやかれる中、彼は「これからも羽生結弦として、羽生結弦が大好きなフィギュアスケートを大切にしながら極めていければいいと思っています」

と語りました。


そして「もちろん3連覇ということは消えてしまったし、その重圧からは、解放されたかもしれないですが、ソチ五輪が終わったときに言っていたことと同じで、僕は五輪王者だし、2連覇した人間として、誇りを持って胸を張って、後ろ指を指されないように明日の自分が今日(の自分)を見たとき、胸を張っていられるようにこれからも過ごしていきたい」

会見を締めくくりました。


羽生選手はどんな立場になっても常に謙虚で、そして向上心を持ち続けている選手だと思います。


羽生選手の素晴らしい演技をまだまだ見たいと、多くの人が思っているはずです。

今後の活躍も期待しています。











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